SFTSにご注意ください
2025年7月1日

最近毎日のようにニュースになっているSFTSウイルスについて。
現在、明確な感染経路、症状、予防方法、治療方法がわからず、最悪の場合は人間も動物も数日でなくなってしまいます(詳細はSFTSウイルスで検索してみてください)マダニが媒介していることは間違いないのですが、その後の感染経路が唾液や血液等の体液からも感染しているのか、動物同士、動物から人間、人間同士の感染も認められています。今できる対策としては、草むらに行かない(人間も動物も)、草むらや山等に行くときは肌を出さないように長袖、長ズボンでいくこと。動物にはマダニ対策の予防薬を使用すること。弱っている野生動物、ネコ等を見つけても素手で触らないこと。くらいしかできません。当院でもダニ対策がされていない動物の診察においては、スタッフの感染防止のために、手袋、マスク、フェイスシールド等を使用しながらの診察となる場合があります。どうかご了承ください。また、ご家族等でSFTSウイルスの診断を受けた方がいらっしゃった場合、来院時には必ずその旨をお伝えください。よろしくお願いいたします